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平田弘史傑作集 三 弓道士魂
販売価格 1,282円(税込)
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江戸初期に京都三十三間堂(蓮華王院)の廊下で実際に行われた「通し矢」を元にした劇画作品です。

主人公は、通し矢で天下一の記録を打ち立てたと伝わる実在の武士、星野勘左衛門がモデルになっています。

通し矢(大矢数)は、約120mの廊下の端に座して弓を引き、ひさしにも床にも当てずに反対側まで射通した矢数を競うというもので、競技時間は一昼夜(24時間)、総矢数は最大で1万本を超えるという大変なものであったそうです。

時には記録更新に失敗して切腹する者も出るなど、文字通り「命がけ」で通し矢に挑んだ当時の武士たちの、凄まじいまでの気迫と覚悟が、劇画調の豪快な筆致でありありと描かれています。

作中に描かれる弓道観は現代のそれとは大きくかけ離れてはいるものの、主人公が苦難を乗り越えて大記録を打ち立てるまでのストーリーには、弓道家ならずとも引き込まれるものがあります。

※ご注文品の個別発送は原則として行っておりません(例えば、弓と弦を同時にご注文いただいた場合に、弦だけを先に発送する、など)。個別発送をご希望の場合は、個別にご注文願います(送料は個別に必要になります。なにとぞご了承ください)。

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