押手を保護するカケ(一本押手)です。
こちらは指押手より広い範囲を覆うことのできる、本格的な押手カケです。柔らかい仕上がりの羊革製で、手になじみやすくなっています。
矢番えの位置や取懸け、離れの具合などによって矢が押手の親指付近を擦ることがあります。また、肌の状態や握り革、手の内や練習量などによっては親指と人差し指の股の部分(虎口)が痛んだり、マメができることもあります。
いずれも軽い場合には少し赤くなる程度で済みますが、頻度や擦れ具合、弓力によっては血がにじむほどの傷ができてしまうこともあります(「矢枕を切る」)。
押手カケは、傷が気になって射に集中できなくなったり、傷口が悪化したりするのを防ぎます。
矢が親指を擦っていることが分かった場合、遅くとも「このまま引き続けると血が出そうだ」という時点で挿すことをおすすめします。※すでに出血している場合は必ず絆創膏などを貼った上で挿すようにしてください
一般に押手カケは右手の本カケより薄めの革で作られていますが、手の内の感覚は多少変わりますので着け始めの行射には十分ご注意ください。
※サイズは目安です。ある程度の個体差があります
※色はこげ茶のみです
※ご注文品の個別発送は原則として行っておりません(例えば、弓と弦を同時にご注文いただいた場合に、弦だけを先に発送する、など)。個別発送をご希望の場合は、個別にご注文願います(送料は個別に必要になります。なにとぞご了承ください)。



















