それぞれに美しい、個性豊かな木目を生かした温かみのある木製の弦巻きです。一つ一つ職人の手作業で作られています。
弦を巻き重ねたときの収まりをよくするために、溝の内部にテーパー加工が施されています。
| No | 素材 | 外径 | 内径 | 厚み | 開口部幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ケヤキ | 13.4cm | 6.9cm | 2.7cm | 0.5cm |
| 2 | トチ | 14.5cm | 7.3cm | 2.1cm | 0.5cm |
| 3 | 朱里桜 | 14.9cm | 6.9cm | 2.8cm | 0.7cm |
| 4 | 屋久杉 | 15.0cm | 8.0cm | 2.8cm | 0.7cm |
| 5 | タモ | 14.4cm | 7.3cm | 2.8cm | 0.6cm |
| 6 | 黒柿 | 14.3cm | 7.6cm | 2.3cm | 0.6cm |
- 使用されている木材
- ケヤキ
- 昔から家具や大黒柱として使用され、生活に根ざしてきた日本の代表的な木です。硬さによる加工のしやすさや個体差があり、刃物が欠けたり折れたりすることもある。年輪が細かければ柔らかい。年輪がハッキリしており綺麗。ケヤキ独特のツンとした匂いがある。
- トチ
- 広葉材の中では柔らかい部類に入ります。縮み、波状など様々な木目が現れます。仕上がりはきれいで色は白くクリーム色、絹のような上品な光沢が出ます。かなり柔らかいので加工しづらいところがあります。ロクロ加工では、よく研磨された刃が必要。
- 朱里桜
- サクラ類の中でも緻密で粘りと程よい硬さがあります。他のサクラ材よりも赤みが弱く落ち着きがあり上品で経年で色が変わっていくのも楽しみの一つ。加工が容易でロクロ加工で滑らかに削ることができ、光沢を持った仕上がりになります。
- 屋久杉
- 屋久島で標高500m以上の山地に生えている樹齢1000年以上のスギを「屋久杉」と呼びます。現在、伐採は禁止されており、材として出回るのは倒木などの土理木と呼ばれるものだけです。材は目の細かさ、笹の出現、ヤニの多さなどが特徴。齢を感じさせる強いスギの香りがあり、油分の多い材はミルクのような匂いがします。
- タモ
- トネリコとも呼ばれます。均等な杢目で家具材や曲木に適しており、仕上がりは上品な艶が出ます。タモの仲間は野球バットの材料にも使われます。
- 黒柿
- 材の一部が黒く、昔から工芸品や和家具に重宝されてきた高級材です。黒柿はまれで、樹齢を重ねた老木にしか出ないとされています。柿の木は捻れて成長するため割れが入りやすく(割れてない材を探すのが難しい)、加工前にも長年乾燥させる必要があります。加工はしやすく、艶が出る綺麗な仕上がりになります。
※ご注文品の個別発送は原則として行っておりません(例えば、弓と弦を同時にご注文いただいた場合に、弦だけを先に発送する、など)。個別発送をご希望の場合は、個別にご注文願います(送料は個別に必要になります。なにとぞご了承ください)。




















